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Midjourney で写真のような画像を生成する場合、ライティングは非常に重要な要素になります。
思い通りの写真を作成するための、ライティングプロンプトをサンプルとともに紹介します。
他にもカメラやレンズ、構図などもお互いに影響するので組み合わせて試してみるのもお勧めします。
この記事では最新バージョン v5.1 で生成したサンプルを掲示しています。
ライティング雰囲気の比較図
ライティングプロンプトごとの関連イメージはこのようになります。
外光を利用したライティング
自然光:natural light
室内に降り注ぐ光を間接的に被写体にあてて撮影している感じを表現できます。
被写体をしっかりと細かくかつ発色きれいで柔らかな感じで撮影したい場合に使えます。
太陽光:sun light
日中の陽だまりの中で撮影している感じを表現できます。
日の光を強調して午後のゆっくりとした時間を表現したい場合に使えます。
被写体に影ができますがそれが奥行きをあたえる役目となります。
朝日:morning glow
輝くような朝日に照らされた感じを表現できます。sun light
よりもより時間帯が明確になります。
被写体にフレッシュな感覚を与えたい場合に使用します。
より強い光の影響を得られます。
他にも、morning light
や morning sunlight
などで表現することもできます。
夕日:sunset lighting
黄昏時ですべての色が合わさる時間帯を表現できます。sun light
よりも時間帯が明確になります。
被写体に夕日の色を重ね合わせた感じで撮影したい場合に使用します。
月光:moon light
月の光に照らされた落ち着いた感じを表現することができます。
被写体に影と光のバランスを半々に分けた感じで撮影したい場合に使用します。
星の光:star light
月の光よりも幻想的で魅力的な表現にすることができます。
クリスマスなどの季節的なイベントで撮影したような表現に使用できます。
人工的な光を利用したライティング
スタジオ:studio light
スタジオで撮影したように被写体をきれいに表現することができます。
被写体のみをきれいに映し出したい場合に使用します。
スポットライト:spotlight
暗闇の中で被写体が映えるように表現することができます。
劇場の一コマのような写真にしたい場合に使用します。
シネマ風:Cinematic Lighting
映画の一コマのような表現にすることができます。
まさしく映画やPVのデザインのような画像にしたい場合に使用します。
ムードがある光:moody lighting
写真に影を入れて、ムードがある表現にすることができます。
より骨格や形状をぼやかしながらも存在感を見せたい表現の場合に使用します。
街頭の光:street light
街の街頭に照らされた表現にしたい場合に使用します。
花火の光:hanabi light
日本の花火の光に照らされている感じに表現できます。
和の幻想的な雰囲気を表現したい場合に使用します。
まとめ
ライティングで被写体と全体の雰囲気がだいぶ変わるのが理解できたと思います。
被写体の構図などの他の要素と組み合わせることで、想像を超える写真を生み出すことができます。
ぜひこの機会にためしてみてください。
- ライティングプロンプトだけで、画像の雰囲気が変わる。
最後にもう一度確認